2009.11.29

Sergio Fiorentino

Sergiofiorentino

WGBHが貴重な音源を公開しています。

Chopin: Ballade No. 4 in F minor
Sergio Fiorentino, piano
Recorded in a live broadcast in WGBH's Studio One on April 14th, 1998.

セルジオ・フィオレンティーノは、1998年に没したイタリアのピアニスト。歴史に名を残しても良いほどの超一流の腕前を持ちながら、音楽活動が散発的で、しかも正規の録音が少なく、メジャー・レーベルからのリリースもなかった事から、知名度は非常に低い。
このWGBHの録音も、亡くなる4ヶ月ほど前のもの。
少しでも耳のある人ならば、その素晴らしさが分かると思う。

また、その技術の凄さは、YouTubeでも確認できます。

このラフマニノフの3番をいとも鮮やかに弾きこなしている。オーケストラは聴くも無惨だが、もしもう少しまともな指揮者とオーケストラとで組んで、正規の録音を残していればと、大いに悔やまれる。

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2009.11.22

Live Cream

クリームはバンドとは言えない。ジャム・セッションだ。それゆえにスタジオ録音より、ライブ盤が優れているのは当然の事だ。
2005年のライブDVD評にも書いたが、クリームは唯一、クラプトンを本気にさせる。クラプトンの凄さは、煽られて、追い詰められて、その本領が発揮される。リラックスして弾いているクラプトンは、趣味でブルースを弾く老人に過ぎない。
この"Live Cream"は、1968年のライブ録音で、クラプトンは弱冠23歳! ジャック・ブルースも25歳、ジンジャー・ベイカーでも29歳という若さである。
ギター、ベース、ドラムという僅か三つ楽器が、大激闘を繰り広げている。血が騒ぐ。

Livecream

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2009.09.23

ジャズとフラメンコの融合 Chano Domínguez "Oye Cómo Viene"



チャノ・ドミンゲス
はスペインのピアニスト。
ジャズとフラメンコを融合した人。
熱いね。

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2009.08.21

西岡恭蔵 「南米旅行」

Kyozo
好きだなぁ。こういう音楽。
また旅に出たくなっちゃうなぁ。
「しばらく遠くに行きます。探さないでください。」ってメモを残してね。
細野晴臣の「トロピカル・ダンディー」と、このアルバムがあれば、楽しい旅になりそうだ。
ゾウさんは、詩人だねぇ。

iTunes Store

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2009.08.19

Sanda Nkaké

Sandra_2
radio france の Culture in France というポッドキャストでSanda Nkakéという歌手を紹介していた。
1973年カメルーン生まれの彼女の声は、アフリカの大地から湧き出たオーガニックなトーンを持っている。彼女の歌は、ジャズやレゲエ、R&Bやヒップホップ、ファンクやソウルなどがブレンドされている。

iTunes Storeでも売ってました。

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2009.07.22

Deep Blue Organ Trio "Goin' To Town"

Deepblue
オルガン・トリオという編成が好きだ。ドラムとオルガンとギターという必要最小限の楽器が、オーソドックスなジャズを展開する。
ジャズの歴史を紐解けば、数多くの名トリオが思い出されるが、現在進行形のトリオといえば、このDeep Blue Organ Trioを大推薦する。ソウルフルで、ヒップで、グルービーだ。
発注して入手に1ヶ月以上待たされたDVDを堪能してる。

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2009.06.05

ガーシュウィンの甘き小品 --- The Man I Love

エラの歌と

Xiayin Wangのピアノで

ガーシュウィンの甘き小品を。

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2009.05.31

エリザベート・コンクールの結果

毎度の事ながら、コンクールの予想は当たった試しがない。その度に自分の見る目のなさに不安を憶えるが、芸術は個人の好みの問題なので、審査員や評論家と違っていても構わないと開き直っている。
今回も注目していたイェウン・チェ木嶋真優は、上位入賞すらも逃した。但しこれからの活動には大注目なので、二人のYouTubeの映像を貼っておこう。

イェウン・チェ
ショスタコーヴィッチ バイオリン協奏曲第1番の第2楽章

木嶋真優
ブラームス バイオリン協奏曲の第3楽章

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2009.05.30

木嶋真優の驚異のブラームス

Mayuエリザベート王妃国際音楽コンクールの最終選考をストリーミングで観ていて、日本人ファイナリストの木嶋真優の演奏に感動した。
彼女が挑んだのはブラームスのバイオリン協奏曲。数あるバイオリン協奏曲の中でも大曲中の大曲だ。
オーケストラが鳴り出した時、巨大なものがゆっくりと動き出すのを感じた。テンポが遅い。コンクールでこれをやってもよいのか、という不安すら感じた。ところがそれをもう止める事は出来ない。オーケストラはソリストを待ち構える巨大なる漆黒の森と化していく。
しかし木嶋はそれに臆する事なく立ち向かっていった。テンポは依然速める事なく、オーケストラとガップリ四つである。このままで行けば第1楽章でスタミナが切れてしまうのではないかと思うほどの熱演。長大な第1楽章を終え、彼女は非常に長いポーズを取った。
第2楽章は、雲間から微かに光が漏れてきたように、安息の兆しを見せた。木嶋は非常に丁寧に歩みを進めていく。
そして第3楽章は、畳み掛けるようにテンポを高め、ブラボーが待ち構えるゴールに向かって走り出した。
コンクールを聴いて、こんな心地よい疲労感を憶えたのは初めてだ。
コンクールでこの曲を選ぶのは大変な勇気だ。それを乗り越え、奇跡的ともいえる名演を残した木嶋真優に惜しみない賞賛を送りたい。

1. Sergey PROKOFIEV : Sonata n. 1 in F minor op. 80
2. CHO Eun-Hwa : Agens
3. Johannes BRAHMS : Concerto in D major op. 77
Final 28/05/2009

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2009.05.24

エリザベート・コンクールの注目ファイナリスト

Choi我が懐かしのブリュッセルでは今、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行われています。今年はバイオリンです。ファイナリスト12名が選ばれ、明日25日から最終選考が始まります。毎年のようにアジア勢が強いですね。半数以上がアジア人。日本人の木嶋真優も残っています。
公式サイトでは、コンクールの模様がストリーミングで流されていたので、ザッと眺めてみたところ、目に付いた演奏家が一人いました。
1988年生まれの韓国人、イェウン・チェです。かなり攻撃的な弓使いで、好きなタイプです。実はこの人の演奏を、2007年2月にフランクフルトで聴いていたのです。そのときは女王アンネ・ゾフィー・ムターの陰に隠れ、印象は薄かったのですが、この2年間ですっかり女王譲りの弓捌きを身に付けたようです。

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