« 森沢明夫著「海を抱いたビー玉」 | Main | 佐野眞一著「巨怪伝」 »

2012.08.02

水無田気流著「無頼化する女たち」

Buraika
水無田気流(みなした・きりう)は田中理恵子と同一人物で、田中名義の著書は真面目な社会学なのだが、水無田名義のこの本は、鋭い洞察と切れ味の良い文章の中に、要所要所で笑える非常に面白い本だった。
内容は社会学的な女性論の総観で、時代を彩った論客とその著書を紹介し分析している。
酒井順子の「負け犬の遠吠え」、辛酸なめ子の「女子の国はいつも内戦」、中村うさぎの「ショッピングの女王」シリーズ、勝間和代の一連の著作、香山リカのそれに対するアンチ・テーゼ、そして上野千鶴子の「おひとりさまの老後」と百花繚乱だ。
それぞれを批判することなく、共感出来るエッセンスを上手にコラージュしている。女性は勿論、男性も一読の価値あり。

|

« 森沢明夫著「海を抱いたビー玉」 | Main | 佐野眞一著「巨怪伝」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7525/55333451

Listed below are links to weblogs that reference 水無田気流著「無頼化する女たち」:

« 森沢明夫著「海を抱いたビー玉」 | Main | 佐野眞一著「巨怪伝」 »