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2012.04.26

御手洗瑞子著「ブータン、これでいいのだ」

Tamaco
ブータン首相フェローをしていた人が書いた本。非常にバランスの良い本。
ブータンのファンタジックな面ばかりではなく、インドと中国という両大国に挟まれた難しい外交政策や、バブル気味の経済、失業や医療問題についても書かれており、読み応えもあった。
GNH(Gross National Happiness:国民総幸福量)という概念による国家政策も、単なる理想論ではなく、よく考えられたビジョンであることも理解出来た。
もちろんブータンの人々のメンタリティーや暮らしぶりについても書かれており、特に立派な前国王の存在には心打たれるものがあった。素晴らしい政治手腕を発揮し、自ら民主化を推し進め、反政府武装勢力に対しては、自ら兵を率いて鎮圧したそうだ。

以下はラジオ出演した際のトーク。
TBS RADIO 954kHz 柳瀬博一・Terminal「The Point of View」2012年03月02日

先週、著者の話をお聞きするチャンスもあり、本にサインもいただいた。
本も面白いのだが、著者の今後の活動にも大いに注目している。

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