« November 2011 | Main | January 2012 »

2011.12.22

小澤征爾×村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について話をする」

Ozawamurakami
クラシック音楽好きにはタマラナイ、実に贅沢な本だ。
村上春樹小澤征爾にインタビューする形式になっている。
それも村上が用意したレコードやCD、DVDを聴きながら、あれこれ好きなことを言い合っている。同じ作品を何人かの演奏で聴き比べたりもしている。
クラシックを中心に話されてはいるが、ジャズやシカゴ・ブルーズ、果ては森進一藤圭子まで話が及ぶ。
自分が一番興味深かったのは、「グスタフ・マーラーの音楽をめぐって」という章。マーラーの演奏史や、その音楽の特異性が、たっぷりと語られている。マーラー好きの自分には、これまたタマラナイ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.12.18

児玉源太郎について

Gentaro_kodama
坂の上の雲」における魅力的な登場人物の一人に、児玉源太郎がいる。
テレビで高橋英樹は児玉を、直情型の猛将のように演じたが、原作ではズル賢さも兼ね備えた小男だ。
原作にこんな一節がある。

「戦略に、政略が入ってはいけない」という軍事学の原則を、児玉は平気で無視するのである。戦略戦術は、それのみを目的として純粋思考をおこなうべきであり、そういう意味で純度が高かるべきものだが、児玉はそうではなかった。

事実児玉は、軍人の枠をはみ出して、台湾総督などでも成果を残したし、日露戦争中も戦場だけでなく、世界情勢までに目が行き届いていたようだ。
司馬遼太郎はこうも書いている。

児玉は、純粋に作戦家であるには、あまりに大きな、つまり一国の安危を背負うという別次元の政略的課題まで背負いこんでいる立場にあった。つまり日本そのものを、児玉は背負っていた。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.12.13

TinyType "Shadows of Jade Dragons In Basslandscapes - FM4 Liquid Radio Mix"

Tinytype
TinyTypeは、オーストリアのチロル地方で、ダブステップのミックスなどをしてる人です。
ダブステップと言うと、機械音の強いビートを想像され勝ちですが、彼の音は有機的で東洋風な雰囲気があり、特にここで紹介するトラックはその傾向が顕著です。
このトラックは、2010年5月にFMラジオ番組向けに作られた1時間と言う長尺ものですが、アンビエントと言うか、チルアウトと言うか、とにかく気持ち良い音楽です。
ヨーロッパ人がこの種の音楽を創ると、異国情緒があって、深みと渋みが感じられます。アメリカ人や日本人には、あまりない雰囲気だと思います。

Shadows of Jade Dragons In Basslandscapes - FM4 Liquid Radio Mix / TinyType by TinyType

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.12.02

Avishai Cohen "Live at Cully Jazz Fest."

Avishai
イスラエル出身のジャズ・ベーシスト Avishai Cohen のライブです。
まだCDなどになっていない音源です。
白熱具合が素晴らしい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« November 2011 | Main | January 2012 »