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2011.08.28

井上ひさし著「ボローニャ紀行」

Bologna
ボローニャには行ったことがない。というより、この街について知識と興味が全くなかった。
ところが今この本を読み終えて、イタリアに行くならば必ずボローニャと行く気分になっている。
この本は紀行と題しているが、観光ガイドにはならない。
ボローニャの街づくりは、「ボローニャ方式」と呼ばれているそうで、この本はその内容を分かり易く書いている。どういうものかと言うと、、、書くのが面倒なのでこの本を読んでね。21世紀は国家より都市の時代だと感じているので、このボローニャ方式はもっと勉強しよう。
またボローニャの歴史も非常に興味深い。パルチザンが自力でファシストから街を解放したのだ。
まずは日本で予習して、そのうち現地を視察したいな。

この本とは全然関係ないが、

1)「ボローニャの夕暮れ」という映画が面白そうだ。

2)万年筆のOMASもボローニャの会社だ。1本欲しい!
Omas

3)ボローニャと言えば、とにかくボロネーゼ! 喰いてぇ!!!
Bolognese

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山下達郎 "JOY 1.5"

Joy15
音楽をダウンロードするようになって、新譜CDを購入することがほとんどなくなった。達郎が"Ray Of Hope"を出したので、本当に久しぶりに店頭でCDを買った。
初回限定盤を購入したら、この"Joy 1.5"というライブ音源7曲入りのCDが付いていた。
本編"Ray Of Hope"よりも、この"Joy 1.5"の方が遥かに素晴らしかった。
以前にも同様なことを書いたが、とにかく達郎の巧さは、ライブでその真価が発揮されることを確認できる。歌唱はもちろん、自身のギターも巧いし、バンドも卓越している。
達郎自身の作品だけでなく、シュガー・ベイブ時代のレパートリーも3曲演奏されており、クリエーターではなく、パフォーマーとしての達郎を堪能できる。

どうでもよいことだが、店頭で3,500円で販売していたこの初回限定盤を、Amazonでは既にプレミアを付けて6,000円近い高額で売っている。

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2011.08.03

三浦しをん著「まほろ駅前番外地」

Mahoro2
前作に引き続き読んでしまった。
町田市民として、地産地消の義務がある。
前作より、この続編の方が好きだ。前作よりも地味なオムニバスになっているのが良い。
現実の世の中には、そうそうドラマチックな事件などないのだ。平々凡々とした毎日の積み重ねが人生であって、実はそれが大河ドラマなのだ。人間を成長させるのは、時間の積み重ねだ。怒りや悲しみを時間が癒してくれる。そして誰もが心穏やかなベクトルを得るのだと思う。
また本作では主人公である便利屋の二人が、過去の呪縛から解かれ始めた兆しが感じられ、この先が読みたくなっている。

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