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2011.07.31

三浦しをん著「まほろ駅前多田便利軒」

Mahoro
映画化もされた娯楽小説。構成が連作短編集のようなものなので、本当は映画よりもテレビ・ドラマ向き。
作品の舞台が今住んでいる町田市なので読んでみた。
内容は、いかにも腐女子に受けそうな中年男二人のトラブル・シューティング話。便利屋が次々と事件に巻き込まれて行く。
同じ男としては、あまりこの主人公達に共感を持てなかった。便利屋稼業なんて、もっと地味で真面目な人間がやる商売だし、男にはこれほど女々しく暗い過去を引き摺るような持久力はない。男は複雑なようでもっと単純だ。大抵の男は、いくらでも新しい女を好きになれるし、新しい暮らしに順応して行けてしまう。主人公達に女の妄想する男像を感じて、創作の域を出ない物足りなさがあった。
ただ娯楽小説としては充分楽しんで読めた。何より土地鑑があるので、実際の場所を推理して楽しんだ。
三浦しをんはこの作品で2008年上半期の直木賞を獲っている。

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2011.07.30

ウゴルスキの「展覧会の絵」

Ugorski

水彩画の展覧会だ。
前から欲しいと思っていたウゴルスキによる「展覧会の絵」を入手した。
ウゴルスキは非常に丁寧に弾いている。
これは2008年にブリュッセルで聴いた演奏スタイルと全く同じだ。そのとき聴いたチャイコフスキーの協奏曲も、あの絢爛豪華さを取り払い、全く違う世界を見せてくれたのと同じように、この「展覧会の絵」も技巧を誇示するような演奏とは全く違っていた。
一音一音が繊細で、それも僅かな光の加減で色彩が変化するように、揺らめきながら静かに前進して行く。

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2011.07.23

佐藤賢一著「エッセ・エス」

爽快な短編小説。この一編で佐藤賢一が好きになれる。
アラゴン王国フェルナンドが、カスティーリャ王国イサベルと結婚する時の、小さな冒険譚。フェルナンドはマキアヴェッリが「君主論」で絶賛したほどの人物。

読みながらいつもの癖で、これを映画化できないかと妄想を楽しんだ。
エンドロールに流す曲だけは決めた。Marta GómezJavier Ruibalによる"Por tu amor me duele el aire"という美しいデュエット。スペインのそよ風を感じる。

この短編は「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」に収録されている。

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2011.07.21

Project RnL "All Stuck-Ups"


しつこくもう一丁、Project RnLです。
これはバンドっぽくって、ギター(Alon Tamir)も好きだなぁ。
彼ら天才じゃない?

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Project RnL & Jordan Rudess "Another One"


またまた、Project RnLです。
これもまた面白いなぁ。
iPadをここまで本格的に楽器として使っているのを初めて見た。
それも何と操作している坊主頭は、ドリーム・シアタージョーダン・ルーデスではないか!
この曲はiTunes Storeでも売っている

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Project RnL "For A While"


面白い!
こういう音楽に出逢うと、まだまだ音楽に無限の可能性を感じる。
Project RnLは、イスラエル在住のEyal AmirRay Livnatを中心としたユニットらしく、メジャーデビューしていないセミプロのようだ。
しばらく目が離せない。

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2011.07.18

3.2クワトロ

5月にクルマを買い替えて、山道でその性能を楽しんでいる。
エンジンはV型6気筒で排気量が3.2リッターあり、クワトロという四輪駆動の足回りを備えている。
日本の道路事情ではあまり合理的な選択ではなかったが、玩具としては充分に面白い。
V632
Tt

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