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2010.06.20

ロバート・ウェストール著「ブラッカムの爆撃機」

Blackhams_wimpy爆撃機が無粋な兵器になったのは、B-29からだと思う。ウェストールが書いた「ブラッカムの爆撃機」にはまだ、爆撃機乗りに冒険心に似た勇気と、仲間との絆があった時代の情景が描かれている。
主人公が搭乗する双発の中型爆撃機ビッカース・ウェリントンの仕事は、英国本土からドイツに夜間空爆を仕掛けることだ。或る夜、友軍機がドイツのユンカース88を撃墜する場面に遭遇する。無惨に炎上墜落するユンカースに嫌な思いをする。

ビッカース・ウェリントン
Vickers_wellington

ユンカース88
Ju_88

この本には宮崎駿が短い漫画を寄せている。主人公達の夜間飛行の場面を読んでいると、「天空のラピュタ」でタイガーモス号がゴリアテの追撃を受けるシーンを思い出す。きっと宮崎も夜間飛行に特別な感慨があるのだろう。

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