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2010.03.14

草刈民代著「全身『からだ革命』」

Kusakari
バレエ・ダンサーはアスリートだ。あの跳躍力と柔軟性は、美しさを越え、肉体を過度に酷使した危うささえ感じる。
草刈椎間板ヘルニアを克服し、長年活動できた秘密が、この本から知ることが出来た。草刈のカラダのメンテナンスに費やす執着心は、ストイックの頂点に立つイチローに近い。自らのカラダを最高の状態に維持するために、あらゆる努力を惜しまない。それらの取り組みは、我々にも大いに興味深く、参考になる。
まず食事。南国や夏場にとれる陰性食物は体を冷やし、寒い国や冬場にとれる陽性食物は体を温める。この陰陽のバランスが大事。摂りいれるべき食材として、人参、ごぼう、かぼちゃ、れんこん、大根などの根菜類、白菜、しいたけ、ほうれん草などの緑黄色野菜、昆布、ひじき、わかめなどの海草類などを挙げてる。日本人にとってなるべく避けたい食材として、サバやブリなどの遠海魚、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品を挙げていたのは意外だった。肉類や缶コーヒーは勿論駄目。長ネギ、タマネギ、ニンニクなどのスタミナ食材も、毎日摂り入れるのは良くない。
次に紹介されていたのが、脳が体をコントロールする神経回路を活性化するトレーニング。負荷やストレッチで体の動きを脳にフィードバックさせ、脳がその動きを正しく再現できるようにさせること。何か一つの動作でも、複数の筋肉や関節が複雑な動きをしており、それを意識し理解することで、正しい合理的な体の動きを身につける。
それに対応するように紹介されていたのが、正しい姿勢を身につけること。骨盤が正常な位置にあり、背骨が美しいS字を描いている姿勢。腹横筋の使用と背中下部の筋肉の安定で、正しい姿勢に近付く。
そして初めて知ったのが胸式呼吸。ヨガなどにある腹式呼吸とは異なり、息を吸うときに肋骨を広げ、吐くときに狭める。これにより肺活量が高まり、新陳代謝がよくなり、血行もよくなる。これらは肩こりや腰痛の改善にもなる。

最近すっかり運動不足だったので、この本を読んで、就寝前少し腕立て伏せとストレッチを始めた。心なしか体調が良い。

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