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2010.01.25

鹿島茂著「社長のためのマキアヴェリズム」

マキアヴェリの「君主論」を底本に、現代のビジネスマン、特に経営者の立場でのマキアヴェリズムを説いた本。と言っても、全く難しい内容ではなく、随分軽い内容の本。かなり気楽に面白がって読めた。

その中で最近の自分の迷いを晴らしてくれた一節。
「思慮の深さとは、いろいろの難題の性質を察知すること、しかもいちばん害の少ないものを、上策として選ぶことをさす」

仕事や暮らしの中で、ついつい理想を掲げ追い求めてしまう余り、全くその理想に近付けず、現実との乖離に悩み苦しむことが少なくない。マキアヴェリは理想に拘泥しない。現実を冷徹に分析し、相対的に優先順位を付け、消去法で意思決定をすべきと言う。
まさにその通りだ。理想ばかり追い求めていては駄目なのだ。現実を見据えて、少しでもマシな道を選べば良いのだ。

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2010.01.18

坂本龍一 × 枝廣淳子 = エコロジー対談

坂本龍一がRADIO SAKAMOTOで、枝廣淳子エコロジー全般について対談していて、勉強になった。

なるほど、やっぱり原子力発電って不経済なんだね。でもバイオマス発電っていうのも、現段階での経済効率性はどうなんだろう。
化石燃料依存社会の終焉にさしかかって来た実感がした。

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2010.01.16

戸田恵梨香 calling you

Callingyou戸田恵梨香主演の短編映画「calling you」の全編が、YouTubeにアップされていたので、ついつい観てしまった。なかなか面白かった。主役の戸田以外姿を現すのはごく数人で、相手役の高校球児すら電話の声だけ。45分という短さも適当で、こういう映像作品は好感が持てる。何だか自分でも映画が撮りたくなってくる。

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2010.01.13

魔女の風格 Lise de la Salle plays Mozart and Chopin

LisedelasalleWGBHのポッドキャストで配信された、モーツァルトの幻想曲とショパンのバラードを聴き、これはタダモノではないと察し、調べてみたら見覚えのある顔。CDジャケットを店頭で見ていたのだ。
風貌だけでなく演奏も魔女の風格を感じさせる。これがモーツァルトかと耳を疑うような深く翳りのある演奏だ。ショパンも重く暗い。
リーズ・ドゥ・ラ・サールは、1988年生まれのフランスの女流ピアニスト。まだコンクールにも出られる若さであるが、既にメジャー・レーベルからCDを4枚リリースしている。

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2010.01.12

原宏一著「東京箱庭鉄道」

Hakoniwa資金400億円で東京に鉄道建設を依頼された主人公は、鉄道のプロでもマニアでもない。調べてみると東京郊外に鉄道を敷く場合、1キロ当たり80億から100億かかるらしい。都営大江戸線に至っては、1キロ当たり300億円もかかっている。400億円ではまともな鉄道や地下鉄は無理。そこで考えたのは、ゆりかもめのようなタイヤで走る新交通システム
路線案は、新宿路線と世田谷路線。新宿路線案は、JR新宿駅を中心に、東口の伊勢丹あたりから西口の都庁周辺までを周回する1周4キロのミニ路線。世田谷路線案は、東急田園都市線二子玉川駅から、小田急線成城学園前駅までを結ぶ4キロの路線。
熟慮の末、謎の依頼主には新宿路線案をプレゼンするが、イメージする鉄道ではないと却下。
再度実用性よりアトラクション性を重視して捻り出した案が、サンフランシスコのようなケーブルカーで、JR原宿駅から表参道、青山、六本木、溜池を経由してJR新橋駅に至る港区横断ケーブル鉄道。
奇想天外な小説でありながら、それなりのリアリティーもあり、読者にプロジェクトに参加するような楽しみを与えてくれる。読み進むと、これは「ミカドの肖像」からヒントを得たなと気づき出し、案の定巻末の参考資料に掲げられていた。作中に登場するBGMが驚くほど自分好みなジャズ・ロックなのが二重に嬉しい。どうもこの著者である原宏一は元ミュージシャンでもあるそうだ。
結末は少し拍子抜けだが、現実はこういうことが多々ある。それが切なさを醸し出している。

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2010.01.11

ロシア人によるイタリアとスペインの奇想曲

Capriccio長く暗く寒い冬の国で生まれ育った人は、南国の異郷に特別な憧れを抱くものなのだろうか。
チャイコフスキーイタリア奇想曲を書き、リムスキー・コルサコフスペイン奇想曲を書いた。曲調はいずれも明るい光に満ちあふれている。それをソビエト時代の名匠キリル・コンドラシンが振った名録音(xrcd24)で聴く事が出来る。
聴いているだけで、青空がまぶしい。何かいい事がありそうな気がしてくるから不思議だ。

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2010.01.04

気になるGlazZ

スペインのジャズ・ロック・トリオ GlazZ に注目している。とは言っても、偶然インターネット上で見つけたに過ぎず、その完全な音源(CDやダウンロード)は入手できていない。但し、彼らのmyspaceで聴く限り、かなり自分のツボに入っている。ファンキーな変拍子が良い。

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2010.01.03

105円の川瀬巴水

Hasuifuji驚くべき事に、大好きな川瀬巴水の版画が、100円ショップのダイソーで、105円で売られてた。勿論、木版から刷ったものではなく、印刷したものだが、全く気にしない。額縁は315円。あわせて420円とは格安すぎる! 恐るべしダイソー。渡邊木版さん、これはどうなの?

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2010.01.02

moumoon "PINKY RING"

Moumoon

moumoonと書いて、「ムームーン」と読む。最近のお気に入り。
特にこの"PINKY RING"は、特に良い。

上の"PINKY RING"は、インディーズ時代の曲で、その続編とも言えるような曲調をメジャーでリリースしたのが、下の"SWEET HEART"だと思う。

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