フレデリック・フォーサイス著「ハイディング・プレイス」
フォーサイスの作品は高校生の頃から大好きで、そのほとんど全てを読んでいた。ところが1冊だけ入手できなかった作品があった。それがこの「ハイディング・プレイス」。先日偶然ブックオフで美本を発見し、驚喜して購入した。
この作品誕生の経緯が少し変わっていて、日本のフジテレビが映像化を目的に、フォーサイスに発注したものだった。作品の舞台は東西冷戦期の日本。ソ連の国家機密を握る科学者が軽飛行機で極東シベリアから単身北海道に逃亡。アメリカへの亡命を希望して日本政府の保護下に入る。早期の科学者の引き渡しを望むアメリカ政府とCIA。アメリカとの駆け引きに使おうと企てる日本の総理大臣。科学者を抹殺しようとするKGB。総理大臣の特命を受けたSP隊長が、この科学者を隠してしまう。朝鮮系のKGB工作員が、SP隊長の家族を襲う。
結局この作品は映像化されず、フジテレビ出版から日本語版が出されたのみだ。本国英国でも英語版は出版されていない。
「ジャッカルの日」や「オデッサ・ファイル」、「悪魔の選択」などの傑作のような、奇想天外なオチがないため、駄作だとの評もあるが、日本を舞台に書いてくれただけでも、フォーサイス好きには嬉しい作品だ。

またまたネットレーベルから無料でリリースされていたものです。"Istanbul Engloutie"と題されたオリジナル曲と、15種類のリミックス曲を併せた合計16曲(1時間24分)が収録された
ここしばらく、
演奏する


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