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2009.01.27

Chu-Fang Huang plays Haydn

WGBH Classicalのポッドキャストを聴いていたら、ハイドンのソナタが耳についた。

演奏はChu-Fang Huangという人らしい。知らない。でも巧い。
Chufang

iTunesストアでも、売ってますね。

YouTubeではスカルラッティを弾いている映像があった。

まだまだ世界には未知の良い演奏家がいるんだなぁ。

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2009.01.24

森繁版羅生門「神阪四郎の犯罪」

KousakaDVDで「神阪四郎の犯罪」を観て、「こりゃ典型的な羅生門エフェクトだな」と思った。
法廷で5人の証人は全く違うことを証言し、最後に被告人である神阪四郎(森繁久彌)は全てを覆すような陳述をする。結局真相は分からず仕舞いに終わる。
森繁がそれぞれの証言通り、それぞれ違った人格の神阪四郎を演じ分けている。まったく見事な演技力だ。羅生門エフェクトを使った映画は五万とあるが、これは黒澤の本家「羅生門」に匹敵する出来映えだ。
原作が石川達三だというのも興味深い。
また、設定を現代にしてキムタクでリメイクしたら面白いと思う。彼に汚れ役を演じさせたいね。

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2009.01.22

山口瞳著「江分利満氏の優雅な生活」

Everyman読み出しは軽いテンポだった。四コマ漫画のような平和な日常生活の断片で始まる。主人公の江分利満(エブリ・マン)は、平凡なるちょいダメおやじ。妻子と社宅に住み、遅刻魔で酒乱。頭は悪くないが不器用で運が悪い。愛すべきキャラである。
ところが読む進むうちに彼の背負っているものが見えてくる。家族の問題や苦い過去など、哀しみと切なさをひっそりと抱えている。
読後、Wikipediaで著者の略歴を読むと、江分利満はまさに山口瞳なのだ。
「格好付けるのが、一番格好悪い」という名言があるように、江分利満の格好悪さは、格好いい。
著者はこう書いている。

才能のある人間が生きるのはなんでもないことなんだよ。宮本武蔵なんて、ちっとも偉くないよ、アイツは強かったんだから。ほんとに「えらい」のは一所懸命生きているヤツだよ、江分利みたいなヤツだよ。匹夫・匹婦・豚児だよ。

巻末で山本周五郎が絶賛している。解説と言うよりまるでファンレターだ。山本周五郎も格好いいよね。あれだけの大作家なのに、「読むのも書くのも道楽」と自称している。
居酒屋兆治」も読みたくなってきた。

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2009.01.16

長部日出雄著「邦画の昭和史」新潮新書

副題「スターで選ぶDVD100本」のとおり、監督別ではなく、役者ごとに著者のオススメ邦画がたっぷり紹介されている。流石、作家業の前は映画評論で食っていただけあって、なるほど鋭いと唸る本だった。
特に面白く感心したのは、

大女優の成長と成熟の段階は、
「かわいい」→「美しい」→「凄い」→「怖い」
という変化の過程を辿る。

と定義し、黒澤の「蜘蛛巣城」で山田五十鈴は「怖い」に到達したと書き、加えて、
現在では岩下志麻と浅丘ルリ子が「怖い」に近付いている

には笑えた。
また監督と女優との仲については、もう少し掘り下げて欲しかった。小津安二郎原節子溝口健二田中絹代など、当時は俗な芸能ネタでも、今となっては映画史研究の新たな切り口にもなるだろう。

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2009.01.13

ソニーとトヨタ、赤字記念限定モデル

Vaiotypepソニーは2009年3月期の連結営業損失が1000億円になる見通しを発表した。これを記念してVAIO type Pの赤字記念限定色モデル「クライシス・レッド」を発売することになった。また同モデルには、収支シミュレーション・ソフト「皮算用」が特別にインストールされている。

Newpriusトヨタも連結営業損失1500億円を記念して、デトロイト・モータショーで発表したばかりの新型プリウスの限定色モデル「プレミアム・レッド」を5月に発売する見通しだ。更にこの限定車には、バック・ファイヤーを強化した特別仕様車「ファイヤー・カー(火の車)」も用意されている。

以上、真っ赤な嘘。

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2009.01.11

Tykho Moon

Tykhomoon
昔買ったDVDを引っ張り出して観ている。
今夜はエンキ・ビラルティコ・ムーンを観た。
ブレード・ランナーもそうだが、これもSF仕立てのフィルム・ノワール
ジュリー・デルピーが綺麗だった。

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2009.01.03

ヴィヴィアン・ハグナー

HagnerVivian Hagnerは1977年生まれのバイオリン奏者です。お父さんがドイツ人で、お母さんが韓国人だそうです。
彼女はあまりCDを出していないせいか、知名度は低いのですが、演奏はなかなかアグレッシブで、かなり威勢の良い音を聴かせてくれます。
その好例として二つのバイオリン・ソナタを聴いてみてください。

1)エルガーのバイオリン・ソナタ

まず出だしがイイですね。それに第2楽章のアンダンテも音に粘りがありますよね。

2)サン・サーンスのバイオリン・ソナタ第1番

第4楽章のアレグロ・モルトが素晴らしい。暴れる音符を見事にねじ伏せて畳み込んでいます。

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