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2008.11.03

日本に適したクルマ

この三連休はクルマで少し遠出をした。
帰国してから中古で買った軽自動車は、まずまず快適だ。
660cc直列4気筒のエンジンは、四千回転程度で時速120キロメートルの巡航速度を無理なく保てる。車体の硬性も高く、高速走行でも運転に不安はない。無段変速機もシームレスな加速を生み、乗り心地にも全く不満はない。
燃費を計ってみたら、1リットルで17キロメートル程度走った。ガソリンの値段に換算すると、1キロメートル走るのに10円以下だ。渋滞時間もあった割には、優秀な燃費だ。
中古で買ったのに、カーナビゲーションとETC車載機を装着したので、新車とあまり変わらない値段になってしまったが、大排気量のクルマに比べれば数分の一の出費で済んだ。
R2

日本の道路環境では、軽自動車が総合的に優れていると思う。狭い市街路と、中速の自動車専用道路では、小さな車体と低排気量のエンジンが適している。
ドイツに住んでいた頃は、アウトバーンを走行する都合上、2リットルのガソリン・エンジンのクルマを使っていたが、ベルギーではその必要もなく、1.8リットルのクルマに乗り換え、それで充分だった。
それでもやはり、欧州大陸をグランド・ツーリングするとなると、3リットルを越える大排気量のドイツ車などは、運転の疲労も少なく、非常に魅力的だ。ただそれを日本列島で使う必要性は全く感じない。
アウトバーンを180キロ以上の巡航速度で、安全に長距離走行するためのクルマと、狭く曲がりくねった渋滞の首都高を低燃費で走るクルマは、全く違った乗り物であるべきだろう。

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