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2008.08.09

ソフィア・ローレンのアイーダ

Aida
数週間前、ブリュッセルの街を歩いていたら、クラシックCD屋のショーウインドーに奇妙なDVDを見つけた。
AIDAとタイトルが大書されていたので、ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「アイーダ」だとは分かったのだが、どうもそのジャケットに写っている褐色の不細工な女が気になった。目を凝らして見ると、SOPHIA LORENの文字が読み取れる。ソフィア・ローレン
店に飛び込み、「あのショーウインドーのアイーダのDVDを見せてくれ」と頼むと、店主は心得たように「ソフィア・ローレンは歌っていませんけどね。珍しい映画ですよ」と手渡してくれた。
その不気味なDVDはしばらく我が家の居間に放置されていたが、今日勇気を出して観てみると、何とも奇妙な映画なのだ。
オーケストラとオペラ歌手による音声に合わせて、役者たちが口をパクパク動かしている。台詞は一切ないが、ときどき状況説明のための英語のナレーションが入る。弱冠19歳のソフィア・ローレンは主役のアイーダなのだが、エチオピアの女王でありながら女奴隷でもあるアイーダを演じるため、顔は黒塗りでシャネルズ状態、縮れ髪のカツラを冠り、折角の美貌も台無し。
とは言え、ソフィア・ローレン大好きの自分にとっては、この陳盤をコレクションに加えることができて結構満足している。でももう二度と観ないと思う。

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