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2008.07.31

松永美穂著「へんてこ任侠伝」

今朝の日経新聞に載っていたコラムである。
著者は早稲田の先生で、専門は現代ドイツ文学なのだそうだが、このコラムはその片鱗がなく、大いに笑える。こういう文章は大好きだ。
コラムの内容は松永先生の空想の話。先生は任侠ドラマの中の「村の女その1・おまつ」。主人公である流れ者の素浪人との絡みのシーンもない地味な脇役。家は貧しい農家で、鶏を飼い、畑で野菜を育てている。たまに小料理屋を手伝いに行く程度で、貧しいながらも平和な日々を過ごす。
先生ここでフト気付く。これでは任侠ドラマにならないと。
ということで、おまつは事件に巻き込まれる。偶然に密売人の計画を知り命を狙われる。おまつは村を離れ、年老いた武道家に弟子入りしてキル・ビル風の必殺の武術を習得する。(先生、この展開はちょっと、、、)
おまつが村に戻ってみると、村はすっかり近代化され様変わり。密売人たちも既に捕らえられてもういない。
結局アクション場面が思いつかないと悟った先生は、別の設定でやり直し。

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