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2008.07.29

狙われた街

不可思議な事件が続いた。各地で突然精神に異常をきたした人たちが、通り魔殺人を引き起こす。犯人たちは一見何のつながりもないように思えたのだが、、、
これは現代の日本の話ではない。
1967年11月19日に放送されたウルトラセブン第8話「狙われた街」の筋書きである。金城哲夫が脚本を書き、名匠実相寺昭雄が演出した傑作だ。
ウルトラ警備隊が調査に乗り出すと、犯人たちは共通して、ある駅前の自動販売機でタバコを購入していた。ウルトラ警備隊は張り込みの末、その自動販売機にタバコを補充に来た怪しい男を尾行する。たどり着いたのは、(たぶん江東区あたりだろうか)運河に面した下町の木造アパート。ちょうど夕暮れ時で、空が赤く染まり、路地からはラジオのナイター中継が聞こえてくる。
満を持してモロボシ・ダンがアパートに踏み込むと、畳敷きの部屋にあぐらをかいたメトロン星人がいた。紳士的な態度でダンを招き入れ、彼らの企てを明かす。
 「我々は人類が互いにルールを守り、信頼しあって生きていることに目を付けたのだ。地球を壊滅させるのに、暴力を振るう必要はない。人間同士の信頼感を無くすればいい。人間たちは互いに敵視し、傷つけあい、やがて自滅していく。」

Nerawaretamachi

最近日本から届くニュースを耳にするたびに、彼らの計画は着々と進行しているのだなと思う。

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