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2008.06.27

ユーロ2008からヨーロッパを考える

Euro2008最近の楽しみは、テレビでサッカーを観る事だ。そう、今ヨーロッパはユーロ2008UEFA欧州選手権)で盛り上がっているのだ。キックオフはこちらの時間で夜8時45分。ゆったり家でテレビを観るには最適の時間帯だ。
この欧州選手権も、ワールドカップと同じく4年に1度開催される国別対抗の選手権で、参加できるのがUEFA(欧州サッカー連盟)加盟の国だけ。つまりヨーロッパ限定のワールドカップのようなもので、その盛り上がり度合いはワールドカップ以上かもしれない。
各国の街中の熱狂度も勿論、テレビ中継で映るスタジアム貴賓席でも、ドイツのメルケルおばちゃんが、少女のようにキャッキャと喜んでいるし、スペイン皇太子も本気のガッツ・ポーズを見せている。
日曜日には、このドイツとスペインで決勝戦が行われる。
さて今回のユーロ2008で、特に印象的なのは、ロシアとトルコがベスト4に残ったことだ。両国とも準決勝で敗退したものの大健闘だった。経済的に発展途上のロシアとトルコが、サッカーでも力をつけてきたことは、何か新しいヨーロッパを象徴することのように思える。

そこで、ふと思ったのだが、そもそもロシアとトルコはヨーロッパなのか?
両国ともUEFAに加盟しているから、サッカーでは間違えなくヨーロッパの一員である。ところが両国ともEUには加盟していないし、通貨もユーロではない。
西ヨーロッパの人たちの気持ちの上では、ロシアをヨーロッパと手放しで言うには抵抗があるようだし、トルコに至ってはヨーロッパではないという雰囲気が強い。
しかしこの感覚上のカテゴライズも、(それこそサッカーの影響もあって)今後変わっていくだろう。つまりヨーロッパという概念は拡大しているのだ。

ここでまた少し下らないことを考えた。以下馬鹿話ですから、本気にしないでね。

アジアの片隅にある日本という国は、宙ぶらりんな国である。地理的にはアジアに属するが、日本人の意識には自分たちがアジア人である意識がない。日本人が「アジア」と言う時、そのアジアには日本が含まれていない。政治経済的に日本は、アジアよりむしろアメリカ合衆国とのつながりが強く、アメリカの属州、植民地だと考えるのも間違えだとは言えない。ところがそのアメリカは最近世界で信頼と人望がない。良い友達を選ばないと、自分の信頼も失うことになりかねない。
そこでどうだろう、日本がヨーロッパに仲間入りしてみては?
例えば、日本がEUに加盟する。通貨をユーロにする。パスポート不要でヨーロッパと行き来できる。貿易でも関税なし、為替リスクなし。EUに加盟しても、もちろん国家としての日本の自治権は残るし、皇室も残る。日本語を公用語にし続けても全く問題はない。
安全保障面でも、何かと物騒なアメリカと一旦手を切って、NATOに入った方が安全だ。アメリカだってNATO加盟国だから、不義理にはならないだろう。
サッカーでもUEFAに加盟しよう。予選を勝ち抜けば次のユーロ2012に出場できる。
ただ心配事もいくつかある。人の行き来が自由になるので、低所得の東欧人が日本に入ってくる。でもそういう人たちを再教育して労働力にすることもできる。東欧には美女が多いので日本も少し華やかになる。
もうひとつ思いつく最大の問題は、日本がUEFAに加盟したら、ワールドカップ予選を突破することが、あと100年ぐらい無理になることだ。

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