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2008.01.17

MacBook Air発表で思い出した我が歴代ノート型Macたち

指を折って数えてみたら、今までにMacを8台所有していた。そのうち5台はノート型で、更にその中の2台は、今回発表されたMacBook Airに近いコンセプトの製品だった。
1台はPowerBook 100、もう1台はPowerBook Duo 2300c

Powerbook100PowerBook100は、1991年に発売された初代PowerBookシリーズの中のひとつで、フロッピー・ディスク・ドライブを外付けにした最軽量モデルだった。デザインもなかなかスッキリとしており、今も大事に保管している。
但し実用性は全然駄目だった。とにかくメモリ不足とバッテリー切れで、外に持ち出して使うことは皆無だった。当時のOSは仮想メモリもなかったし、モデムすら付いていなかった。そもそもまだ世の中はインターネット以前の時代で、カプラを公衆電話の受話器に装着して、ピーヒョロ鳴らして、パソコン通信に接続する不審な人間が生息した頃だ。パソコンすら珍しい時代に、それを外に持ち出して使うなど、自慢以外の何ものでもなかった。

Duo2300cさて、もう1台のPowerBook Duo 2300c(1995年発売)は結構使った。これもCD-ROMやフロッピーのドライブを内蔵しないモデルで、Duoシリーズの最終モデルだった。モニタがカラーでトラックパッドが付き始めた頃の製品でもあった。但し初期のトラックパッドは、自分の指と相性が悪く、ポインターがモニタの中で蠅のように飛び回って使い物にならなかった。困ったなと思っていたら秋葉原のジャンク屋で、旧式のトラックボールへの交換キットを見つけ、自分で付け替えた思い出がある。
ただしこいつも今のような無線LANなどない時代だから、外に持ち出すことはほとんどなかった。そもそも小さいくせに2キロぐらいの重さがあった。それでも性能はデスクトップ機と比べても遜色なく、当時の狭い日本家屋暮らしには重宝した。

Macbookairさてそんな2台の使用経験を元に、今回発表のMacBook Airを考えてみると、、、
DVDドライブを取っ払って、薄く軽くした点は、上記2台のコンセプトに近い。但し、当時と比べれば無線LAN経由で大抵の情報のin/outができるようになり、外付けドライブの使用頻度はだいぶ減ったので、やっと時代がコンセプトに追い付き、机上以外の場所での使われ方ができるようになったと思う。この点では良いタイミングだと思う。
但しパソコンを小型軽量化して外に持ち出そうというコンセプト自体、今や陳腐だと思う。それこそ大抵のことは携帯電話で出来る時代なのだ。わざわざパソコンを持って出かけるなんて誰がするのだ。客先でプレゼンするにしても、USBメモリにPowerPointのファイルを入れていけば、先方でパソコンとプロジェクタを貸してくれるし、旅先でメールをチェックしたければ、ホテルのロビーにあるパソコンでWebメールが使える。
それでは誰がいまどき小型軽量パソコンを使うのかと考えると、家庭内難民とも言える日本のお父さんたちではないだろうか。書斎も机さえも持てず、食卓の片隅でパソコンを広げなければならない人に適していると思う。家の中に無線LANを設置すれば、使わないときは部屋の隅で充電させておき、使いたいときにはトイレの中でも、寝床でも使える。Blogを書いたり、音楽をダウンロードしたりと、奥さんや子供たちから逃げ回り、自分だけの世界にトリップできるだろう。
でもこういう人たちって、高価なMacを買うのかなぁ?

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