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2007.11.06

矢作俊彦の新作小説(!)「気分はもう戦争」

矢作の「気分はもう戦争」と言えば、大友克洋との漫画だと決め付けてはいけない。ここに書くのは、なんと全く別モノの新作小説なのだ。それも自身のオフィシャルサイトに書けた分だけ掲載している。今日現在第2章まで読める。つまり無料で。
第1章だけ読むと、全く意味不明なのだ。なぜならこの章は、ストーリー全体の後日談になっている。つまり最終章を冒頭に持ってきてしまっているのだ。
舞台は西鉄福岡駅ガード下の屋台。登場人物は大手新聞社の社会部記者男女数名。酒を酌み交わし、「自衛隊初の戦争」を振り返り、語り合う。我々読者はこのシーンで、パラレル・ワールドに来てしまったことに気付く。風景描写は在り来たりのガード下の屋台なのだが、語られている内容は全く理解できない世界情勢。
そして第2章。本当のストーリーが始まる。中国海軍の実験機が自衛隊の警戒管制を易々と突破し、福岡空港に強行着陸してしまう。その実験機は米軍さえも持っていない超音速ステレス機だったのだ。滑走路に降り立った中国人テストパイロットは奇妙な日本語を喋り、それを迎えた日本人との対面シーンは、まるで火星人との遭遇のようで可笑しい。このパイロットの最初の要求は、スターバックスのキャラメルマキアート。流石矢作!!!
場面は変わって首相官邸。閣僚たちは危機管理体制ゼロのドタバタ劇を演じる。
いやぁ、面白いぞ、これは。続きが読みたい!!! 頼むから未完で終わらせないで欲しい。少なくとも、このサイトが消滅しないうちに、データをテキストで保存しておいた方が賢明かもしれない。

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