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2007.11.09

今年2回目のラフマニノフ交響的舞曲

昨夜、ロイヤル・フランダース・フィルの演奏会に行ってきた。指揮はPaul Watkins。お目当ては、ラフマニノフの交響的舞曲
この曲は今年の3月、フランクフルトでモスクワ・フィルによる演奏を聞いている。つまり、あまり有名ではないこの大好きな曲を、1年で2回も聴くチャンスに恵まれたのだ。ヨーロッパに住んでいて良かったとシミジミと思う。
3月のモスクワ・フィルの演奏は、異常なほどテンポが遅かったが、今回は比較的オーソドックスな颯爽とした演奏だった。第1楽章は、冒頭の迫力が不足していた。もっと荒々しく嵐のような展開が欲しかった。第2楽章の3拍子は、軽快なスイングの中に不吉な雰囲気が感じられ上出来。第3楽章はオーケストラもアクセル全開で迫力充分のフィナーレだった。大好きな曲なので採点は辛く70点ぐらいかな。
尚、指揮をしたPaul Watkinsは1970年生まれのイギリス人で、元々はチェロ奏者としてデビューし、最近は指揮者としても欧州各地のオーケストラで客演している。見た目は、おデブなお坊ちゃん。頬っぺたを赤くして、巨体を揺らした棒振りには、どこか可愛げがあった。彼の幸福そうな風貌は、最後まで苦悩の人生を歩んだラフマニノフと対極にあるようで可笑しかった。
Sergei_rachmaninovここでは敢えて、わが敬愛する大作曲家であり、史上最強のピアニストであったセルゲイ・ラフマニノフのポートレートを掲げておこう。

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