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2007.10.11

“Who Says Elephants Can't Dance?” by Louis V. Gerstner, Jr.

Elophantsdanceずいぶん前に「巨象も踊る」というタイトルで邦訳が出版されていたが、その頃読むチャンスを逃し、今になって原書を読んでいる。
1993年から2002年までIBMのCEOを務めたルイス・ガースナー自身による著作。冒頭でゴースト・ライターは使っていないと明言している。
IBM建て直しの経験談を主軸に、経営論を展開しており、CEOに選ばれるまでの話は、ドラマチックで面白かった。彼の経営手法は特に目新しく驚くようなものではないのだが、当たり前の正攻法だったからこそ、あれだけの大企業を救えたのかもしれない。
時代遅れのメインフレームに見切りをつけ、e-Businessという言葉も世間に浸透させた。コンピュータの製造販売から、システムインテグレータ事業やビジネス・コンサルタント事業に重心を移したのもガースナーの功績だ。

とにかく読み易い本だ。良いビジネスマンが書いた文章は簡潔で良い。つまり人に考えを伝える技術が優れているのだ。自分の考えが多くの人に伝わって、それが共有されれば、組織は自ずと動き出すのだろう。
普段英語で仕事をしていて、うまく伝わっていないなと歯がゆいことがある。ここ数日、夜ベッドの中でこの本を読んでいると、ああこのセンテンス使えるな、などと少し気が晴れる。

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