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2007.10.12

ブラームスはナマにかぎる

昨夜リエージュ・フィルの演奏会に行った。
リエージュはブリュッセルからドイツ方向にクルマで1時間ほどの都市。ここのオーケストラは地元ではもちろん、ブリュッセルでも定期演奏会を開いている。今シーズン、このオーケストラを聴いたのは2回目。
昨夜はなぜか、高校生の団体客が入っており、ロビーはさながら学食の昼休みのよう。床に端座してフランス語で大騒ぎする子供たちのお行儀の悪さに肩をすくめたら、会場係員の若い女性も「そうよね」と言わんばかりに、同じジェスチャーで笑い返してきた。
それでも演奏が始まれば、この若い紳士淑女は水を打って静まり、文化的なマナーのよさに感心した。
昨夜の指揮は、先シーズンまで常任だったフランス人のLouis Langrée
3曲の演目の中で良かったのは、ブラームスの交響曲第2番
4曲あるブラームスの交響曲のうち、この2番は一番軽い印象を持っていたため、普段好んで聴くことがなかった。ところが生演奏を聴くと、流石にブラームス! 迫力満点で、聴衆を魅了するツボをしっかりおさえていた。CDでは「軽い」と感じていたこの2番も、目の前でオーケストラが躍動すると、その重厚なロマンティシズムに心臓がドキドキする。
会場を後にする高校生諸君もご満悦の表情だった。彼らの中から未来のマエストロが現れるかもしれないと思いながら、夜風に吹かれ駐車場までの坂道を下った。

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