« クルマが消えた日 | Main | 若手女性指揮者の勇姿 »

2007.09.25

菊池寛著「恩讐の彼方に」

ききみみ名作劇場」というポッドキャスティングを毎回ダウンロードして聴いている。20分程度の短編小説を俳優や女優が朗読しているものだ。先日聴いた菊池寛の「恩讐の彼方に」は前後編に分かれ、両方で併せて1時間程度の長いものだった。朗読は横内正
菊池寛の本は今まで買って読んだこともなかったのだが、この「恩讐の彼方に」は、なぜかストーリーを知っていた。映画やドラマで観た記憶もないし、子供の頃母から読み聞かされた記憶もない。学校の教科書にも載っていなかったはずだし、どこでどうやってこの話を知ったのか自分でも全く見当がつかない。
先週末にこの朗読をiPodで聴きながら、ブリュセルの坂道を散歩した。我が家からブラブラと坂道を登ったり下ったり歩くと、ブリュッセル中心部の繁華街や観光地にたどり着く。
歩きながら、この小説を映像化するならば、主人公には誰をキャスティングしようかなどと空想を楽しんだ。やっぱり渡辺謙かな。トンネルのシーンはセットじゃなくて、オールロケで撮りたいななどと。
結末は知っていたのに、ラストシーンでは胸が熱くなって、歩きながら泣きそうになった。
王宮の丘から最後の坂道を下れば、もうグランプラスだった。

|

« クルマが消えた日 | Main | 若手女性指揮者の勇姿 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7525/16571416

Listed below are links to weblogs that reference 菊池寛著「恩讐の彼方に」:

« クルマが消えた日 | Main | 若手女性指揮者の勇姿 »