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2007.07.16

"The Second World War" by Winston Churchill

Ww25月から住み始めたアパートの部屋には、書斎がない。そのためフランクフルトから持ってきた書籍類が、未だに段ボール箱に入ったまま、部屋の隅に積まれている。
子供の頃には、本が増えて家が図書館のようになっていくことに憧れを持っていたが、最近は流石にその量が洒落にならないので、考えを改めるようになっている。
日本の両親の家には部屋が余っているので、その一室を書庫代わりに壁一面の本棚に蔵書を詰め込んでいる。2年前に極僅かな愛読書だけ数箱を持ってドイツにやってきたのだが、生憎(?)書斎と充分な蔵書スペースを得てしまったため、大判書籍や英文書籍を中心に急速に増えてしまった。
ところが今春、ここブリュッセルに引っ越した際、利便性優先で日本のマンション風のアパートに入居してしまったため、部屋数が減り書斎も失ってしまった次第だ。
それこそ何かの本で読んだのだが、一昔前のイスラムの偉い学者は、蔵書を全く持たずに、まるで放浪僧のように、着の身着のままで世界を旅したそうだ。その学者たちに言わせると、読んだ本は全て記憶しており、むしろ蔵書はその記憶の妨げになるらしい。全く格好イイ台詞だ。そう言えば大の読書家だったジャイアント馬場も本を読み終えると、未練もなくその場でゴミ箱に捨てていたと聞いたことがある。
ところが元来の貧乏性で、書籍はおろか、雑誌類も容易に捨てられないため、蔵書は増えるばかり。その上悪いことに、野暮用が増え読書時間は減る一方なのに、好奇心は益々旺盛で、購入量は歯止めがない。つまり未読の山が高くなるばかりなのだ。全く始末が悪い。
あぁ、こう書きながらも、チャーチルの「第2次世界大戦」全巻をamazonに発注してしまった。こんな大著、我ながらいつ読むのかと呆れる。
本当に必要なのは書斎なのではなく、読書時間なのだ。

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