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2006.01.03

Call to Power II

ctp2ここ1ヶ月ぐらい、すっかりこのパソコン・ゲームにはまっている。
所謂、文明シミュレーションのゲームで、このジャンルではCivilizationが最も有名なソフトだ。随分以前にもCivilizationにすっかり魅了された時期があった。
このCall to Power IIも、Civilizationにそっくりで、これってパクリじゃないの?と思いながら遊んでいた。気になってWikipediaで調べてみたら、1作目は「Civilization: Call to Power」というタイトルでリリースされていたようだが、その後、本家Civilizationシリーズとの商標の問題があったようで、Civilizationの冠をはずしたようだ。
どんなゲームか簡単にいうと、紀元前の未開の時代からスタートし、まずは都市を造り、農地を耕作し産業を振興する。同時に開拓民や戦士などのユニットを動かし、都市を増やし、国を広げていく。そのうちに他国とのコンタクトが生じ、戦争をしたり、交易をしたりする。時代が下るにつれ、獲得できる文明も高度化し、政治体制の変更や、新兵器の獲得、社会基盤の充実などを推し進め、国家を成長させていく。ゴールは西暦2300年。そのときの興亡を他国と競うゲームだ。
ゲームの進め方に定石はない。軍事国家で領土拡大も可能だし、平和国家で貿易と国内産業の振興に力を注いでも良い。ただ膨大な軍事費を投じて戦争を続けると、文明は足踏みするし、場合によっては戦争に負け、全ての都市を占領され、ゲームオーバーになる危険性も高い。一方平和国家一辺倒でいくと、これまた小さな国土での国家経営は難しく、大国に軍事力や経済力、科学力で劣ってしまう。外交も重要で、タイミング良く停戦をもちかけるのが、戦争を勝ち逃げするポイントだ。軍隊の構成も、少数の近代兵器を効果的に配置する必要がある。時代が下れば核兵器や巡航ミサイルまで生産できるが、利用すると大気汚染や徹底抗戦などのしっぺ返しがある。
1度目にプレイしたときは、戦争に熱中した末に大敗して、一時は広大だった領土もほとんど全て他国に占領され、首都一都市だけを残して低い文明のまま2300年を迎えた。
今プレイしている我が国は、軍事力を必要最小限に抑え、防衛を目的とした短期間の局地紛争だけをし、文明の高度化を最優先にすることで、北半球を制覇する超大国を維持している。時代は21世紀後半を迎え、国内各都市はリニアモーターカーで結ばれ、海底トンネルや海上都市も建設した。ただ当面の課題は、南半球に領土を有する世界第2の大国の動きだ。我が国の数十倍の陸軍力を持つ軍事国家だ。今のところ我が国は海軍力で勝っており、大洋の制海権を有しているので、侵略の危機にはさらされていない。
いずれにせよ良くできたゲームで、自分の文明史観を試すには、なかなか歯ごたえがある。

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Comments

明けましておめでとうございます.

ゲームのスペリングから,ドイツ語のゲームとお見受けしましたが,やはりそうなのでしょうか?

欧米ではこの種の文明シミュレーションゲームが人気がありますね.私は中世ヨーロッパの封建諸侯を対象にしたものをやってみたいです.ローマ教皇の役でも良いです.

Posted by: 俊(とし) | 2006.01.03 at 08:29 PM

なるほど、宗教で世界制覇というのも面白いアイデアですね。各国に寺院教会を建てて、信者を増やせば、国際紛争は減りそうですが、文明は停滞するかも?
尚このゲームは、米国産の日本語版です。テレビ伝道師というユニットもあり、いかにもアメリカっぽいです。
ドイツ産のゲームに関しては、鉄道シミュレーションが、たくさん店頭に並んでいますよ。

Posted by: umex@白梅亭 | 2006.01.03 at 11:50 PM

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