« ドイツとイタリアにおけるFM放送の選曲の違い | Main | 中尊寺ゆつこと杉浦日向子を偲んで »

2005.07.15

"iCon Steve Jobs" by Jeffrey S. Young, William L. Simon

iConamazon.deで買い寄せて、今読んでいる。
実はインターネットで本を買ったのは初体験である。
東京に暮らしていた頃は、新宿の紀伊国屋、神保町の三省堂、秋葉原の書泉、六本木のABCなどに通って、物色するのが大の楽しみだった。
ところがここドイツの書店では、日本語の書籍はもちろん、英語のものも乏しい。そこで今回amazon.deを利用してみた。流石に日本語の本は買えないが、英語の本は充実している。
発注して3営業日程度で自宅に宅配された。これは良い。

さて本書について、
今までスティーブ・ジョブスの半生記は、何冊も書かれており、そのいくつかを読んでいるが、この人の人生は実にドラマチックで、まだまだそれは終わりそうもなく、ついついその先の続きが読みたくなる。
本書は今年出た最新版なので、iPodが売れてニンマリしているところまで書かれている。しかしジョブスの人生は、このハッピーエンドで終わりそうにない。
MacのIntelチップの採用や、Mac以上にiPodが収益に貢献していること、一人勝ちの音楽ダウンロード業の今後など、アップルを取り巻く情勢は、この先どうなるのか目が離せない。
1984年Mac発売当時のライバルであったIBMパソコンは、今はその事業を中国メーカーに売り渡し、ジョブスのようなシリコンバレーの成金に憧れていたビル・ゲイツは、世界一の金持ちになってしまった。まるでファンタジーの世界の歴史絵巻を見ているようだ。
ただ本書では、著者がジョブス贔屓のようで、ジョブスのケチで傲慢な面があまり書かれていない。最近は悪い噂は聞かないが、昔は平気で仲間を罵倒する独裁者で、アップル社内でも人望がなく、皆に嫌われていたと聞く。
ともかくジョブスは、全く類を見ないタイプの経営者だ。むしろ政治家や宗教家に多いタイプだと思う。

|

« ドイツとイタリアにおけるFM放送の選曲の違い | Main | 中尊寺ゆつこと杉浦日向子を偲んで »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7525/4981743

Listed below are links to weblogs that reference "iCon Steve Jobs" by Jeffrey S. Young, William L. Simon:

» ジョブスCEOの伝記でひと悶着 [dice-k.com]
米国時間の5月16日、アップルのCEOスティーブ・ジョブスの復活劇を描いた伝記本... [Read More]

Tracked on 2005.07.15 at 04:46 PM

« ドイツとイタリアにおけるFM放送の選曲の違い | Main | 中尊寺ゆつこと杉浦日向子を偲んで »