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2005.02.20

山崎和彦著「IBM Design from Japan」

ibmdesign工業デザインの本は好きで、ついつい買い集めてしまう。画集を眺めているようで楽しい。これもその中の1冊。
今現在、プライベートで日常使用しているパーソナル・コンピュータは、AppleのiBookとIBMのThinkPad。iBookに関しては、10年以上のMacユーザーとして当然のことなのだが、ThinkPadに関しては、好きになれないOS搭載ながらも、ハードウエアとしての魅力に惹かれ購入した。ThinkPadの使い心地は、メルセデスに似ている。堅牢と安心感。不細工なOSすら忘れさせる箱だ。
1992年に、このThinkPadを創り出したのが、日本IBMのデザイン部門(現ユーザーエクスペリエンス・デザインセンター)。つまりデザインはMade in Japan。
それを想うと、ThinkPadには枯れた漆塗りの硯箱のような趣がある。虚飾を排した漆黒の筐体は、日本の伝統工芸品のようにさえ感じる。
このIBMがPC事業部門をLenovoに売り渡した。名機ThinkPadの美しさも消えていくのだろうか。

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