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2005.02.19

Funkadelic "Maggot Brain"

funka1曲目のアルバムタイトル曲"Maggot Brain"を初めて聞いた時、鳥肌が立った。ファンクでもなく、サイケとも言えない、ただただギターソロが続く、10分18秒のインストルメンタル。まるで漆黒の宇宙空間の中を泳いでいるような気分になる。当時弱冠19歳のギタリストEddie Hazelの名演だ。この1曲に限って言えば、Jim Hendrixを超えていると思う。
2曲目以降は、まさにファンク・ロックのエンジンが始動し、最後の9曲目"Wars of Armageddon"では9分42秒の音の嵐と、火山の大爆発音でアルバムが終わる。
とにかく1曲目が素晴らしすぎるので、2曲目以降のFunkadelic本来のスタイルには、逆に違和感が残る不思議なアルバムだ。しかしその違和感も不快に感じさせないところが、バンドの中心人物George Clintonの力量かも知れない。
ちなみにこの1971年のアルバムには、もう1人の名物男Bootsy Collinsは参加していない。Bootsyの加入は翌年のアルバム"America Eats Its Young"からになる。
それにしてもGeorge Clintonは凄いと感心したのは、一時期このFunkadelicと実質同一異名バンドParliamentを、異なるレコード会社から同時並行してリリースし続けたことだ。結局はP-Funkとして融合するわけだが、George Clinton抜きにファンク音楽の歴史を語ることは出来ない。
とにかく数多いGeorge Clinton作品のうち、この"Maggot Brain"はやっぱり凄い。

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