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2004.06.26

Hans Zimmer "The Last Samurai"

DVDで映画を観て、音楽の良さに惹かれ、サントラを買った。
琴や尺八、和太鼓を西洋楽器によるオーケストラに見事に融合させ、壮大なパノラマを展開している。
曲調はロマン派だ。前衛ではない。まるで絶滅する狼の雄叫びのように、力強さと哀愁に満ちている。滅びゆく武士道に相応しい。
音楽を担当したHans Zimmerという名は知らなかった。調べてみると不覚にも大した映画音楽家で、オスカーやグラミーも獲っている。手掛けた作品リストを眺めると、「グラディエーター」や「ブラックホーク・ダウン」といったリドリー・スコットの作品から、「ライオン・キング」といったディズニーのアニメまで幅広い。
ドイツ人らしく、ハリウッド映画をその音楽で高尚な芸術作品に引き上げているようだ。そもそも映画はストーリーが陳腐でも、映像と音楽が良ければ、ある程度まで引き締まるものだから。
映画音楽というジャンルは、オーケストレーションの楽譜が書ける作曲家にとって残されたフィールドなのかもしれない。

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Comments

こんばんは。
僕はHans Zimmerをタランティーノ脚本/トニー・スコット監督の「トゥルー・ロマンス」で初めて知りました。サントラにある「You are So Cool」という曲が大好きで、今でもたまに聴きます。
>映画音楽というジャンルは~
には僕も同感です。純粋なクラシック音楽の中で活動しても、一部の有名音楽家以外は多くの聴衆に自分の曲を聞いてもらえる手段って少ないですからね。

Posted by: getsmart0086 | 2004.06.27 at 09:08 PM

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