The Tony Williams Lifetime "Emergency !"

1969年3月録音のドラマーTony Williamsのリーダー・アルバム。ギターとオルガンによるトリオ。ロック色の強いジャズ。
目玉は何と言ってもJohn McLaughlinのギター。エフェクターで音を歪ませたり、チョーキングで半音上げたりと、ロック・ギタリストの技法で、ジャズに挑んでいる。結果として緊迫感ある仕上がりになっている。
特筆すべきは、1969年8月19日にMiles Davisは、ジャズ史に残る"Bitches Brew"セッションを開始する。そこにはMcLaughlinも招聘され、ここでも同じ技法でギターを演奏している。それまでギター嫌いだったMilesは、一転してその後ギターを重用するようになる。
つまりこの"Emergency !"によって、Milesはギターに目覚めたと推察される。Milesを衝撃させた音が"Emergency !"にあるのだ。


Comments
この音楽はHotですよね。Tonyがもう生で見られないなんて残念です。
Posted by: JM | 2004.04.12 at 02:22 AM