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2004.01.21

「小泉純一郎の暴論・青論」

1997年に橋本内閣で厚生大臣だった時の本。エッセイ風の政策論と対談。
郵政三事業の民営化を「政治生命を賭けた主張」とし、他に医療制度改革や教育論について多くの紙面を割いている。小選挙区比例代表制を批判し、首都機能移転や首相公選制も提案している。外交や安全保障についての発言は少なく印象的なものはない。
首相公選制については首相となった今も、憲法改正のサイドメニューとして掲げているが、首都機能移転については石原東京都知事への配慮か今は沈黙している。
首相としての小泉純一郎は、嫌いではないが優れた政治家だとは思っていない。ただこの本を今にして読んでみると、政策論者としての素養はまずまずだなと、少しは見直した。国家のトップともなると、思ったことも言えず、少し気の毒でもある。政治家は無役のうちが花なのかもしれない。

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